「全ての記事」一覧

サ高住「花言葉」

yuri花多くの方が、花には「花言葉」がある事をご存じだと思います。ご自分の好きな花言葉を調べてみたことがありますか?自分が思っていた花言葉でなくてがっかりされたり、逆にその花言葉が気に入ってより一層その花が好きになったりした方もいらっしゃると思います。「サンシャインゆり」にも花の名前が入っています。偶然にも、私は「ゆり」が大好きなので花言葉を調べてみました。同じ「ゆり」でもその色や品種によって花言葉が異なることがわかりました。「威厳」「慈悲深さ」が一般的な「ゆり」の花言葉だそうです。

ここ「サンシャインゆり」で生活されている方は、長い人生を歩まれてこられた先輩方達ばかりです。皆様驚くほどお元気で、しかもその長い人生で培われた威厳と慈しみの心が垣間見られます。これからも私たちスタッフが少しでも皆様に寄り添い日々の手助けをさせていただき、穏やかに過ごしていただければ幸です。

このブログにアクセスして頂いている皆様、一度「サンシャインゆり」にお越しくださることを願っております。スタッフYでした。

サ高住 入居者の方と共に・・・

題サンシャインゆり」がオープンして早や三ケ月が過ぎました。入居者の方と職員との関係も日々深まりつつあります。また、縁あって入居者の方の人生に関わらせていただく中で学び・考えさせられる事も多くあります。

サ高住では食事を提供していますが自炊もできます。毎日夕方になると食欲をそそるいい匂いが居室から廊下に漂ってきます。88歳男性M様がご自分で夕食の準備をされているのです。私は現在一人暮らしですが、つい面倒になりスーパーで惣菜を買ってすませる事もしばしば。なので毎日三食きちんと自炊されるM様を「88歳でしかも男性。大変じゃないのかなぁ~。」と思うのですが、M様には「自分の好きな物が食べたい。自分ができる事は自分でしたい。」という強い思いがあります。正直、職員目線では心配な面もありますが、M様のご希望に添いそっと見守らせていただいています。また、こうした意欲がM様にとって日々の生活に潤いを与え、生きる糧になっているんだろうなぁと感心するばかりです。M様を見習い、きちんと自炊をしようと心を改めてはみるのですが、気づけば仕事帰りにスーパーで「今日は何にしようかなぁ」と惣菜を物色している私がいます・・・。

入居者の方には、これまで歩まれてきた生活があります。でき得る限り入居者の方が望まれる生活を送っていただける様、そして何より「サンシャインゆり」に入居して本当に良かったと思っていただける様、私たち職員一同これからも入居者の方に寄り添い、共に歩んでいきたいと思っております。スタッフTでした。

※入居者募集中。随時見学も受け付けております。                                      お気軽にお問い合わせください。 0776-51-8787

 

 

 

 

サービス付き高齢者向け住宅サンシャインゆり・癒しの「こはくちょう」

IMG_5599今年もこの時期がやってきました。毎年この時期になると、家の近くにある水田に、越冬のため「コハクチョウ」がやってくるのです。家の窓越しに見るコハクチョウの群れは、水田の中で気持ちよさそうに羽を休めています。餌を啄ばんだり、時折真っ白な羽を大きく広げたりと優雅な姿を見せ、時にはケンカをしているようなこともあり、そんな愛らしい姿に癒されます。癒されるということは、私が癒しを必要としているということですね。このサービス付き高齢者向け住宅「サンシャインゆり」では、少しづつ入居者の方たちとの距離も縮まり、会話の中でほほ笑みあいながら冗談を言ったりもして。入居者様の笑顔に癒される日々を送っています。スタッフK でした。

サ高住・老後の備え

IMG_2872今回のブログ担当のスタッフNです。今年も二月中ごろになってきましたが、寒暖差の激しい日々が続いています。正月の天気があまりにもよくて、その反動でたくさんの雪が降るのではと心配もしていましたが幸い大して積ることなく、冬が終わりそうです。我が国の平均寿命も毎年伸び続け、男性80.5歳・女性86.8歳と世界でも指折りの長寿国となっています。皆さん健康で長生きし、人生を歩んでおられますが、必ずや老後がやってきます。日々元気な時はあまり気に掛けない事でも、特に身体の衰えは一年一年やってきますが、わが子供たちにも頼れない時代になってきました。そんな状況下、国や各自治体も少子高齢化・人口減少化への諸政策が奉じられていますが、安心して老後を迎える準備が必要と思われます。そこでお勧めしたいのが「サービス付き高齢者向け住宅」。「老人ホーム」と違い聞きなれないかもしれませんが、:サンシャインゆり:。オープンしてまだ真新しい部屋と親切をモットーとした私どもスタッフが、皆様の御入居をお待ちしております。

サ高住、高齢者向けマンション最後の一葉

高齢者向けマンションや老夫婦・独居老人の住宅では「振り込め詐欺」の被害が多いそうです。手まえみそですが、サンシャインゆりでは、このような被害を未然に防ぐことができるように思います。時間を追うごとに職員とご利用者様の距離が少しづつ縮まっていますので、心を開いてくださって何かと相談してもらえるかもしれませんから。
振り込め詐欺は、「うそ」をつくことですからもちろん悪いことですが、この「うそ」について少しお話しますね。心に沁みる「一枚のツタの葉」の物語です。
印象に残る「相手を騙す」物語がありますので紹介します。
舞台はアメリカのワシントンスクエア。三階建てのレンガ造りの家。病に冒された一人の少女が窓際のベッドで眠っていました。
この少女の助かる見込みはほとんどなく、お医者様は「治療よりむしろ、自分で生きようとする強い意志が必要ですよ」と少女に伝えました。しかし、少女にはその「生きようとする強い意志」がなく、自分の死期のことばかりを考えていました。少女が寝ているベッドからは、向い側の窓のない建物が見え、その壁にはたくさんの葉をつけた一本の蔦が這いあがっていました。そのツタの葉は冬の訪れと共に少しずつ少しずつ落ちていきました。
少女はその葉を見ながら「このツタの葉の最後の一枚が落ちてなくなったとき自分も死ぬ。」と予感していました。
ある寒い冬の夜。強い嵐が、叩きつけるような雨といっしょにやってきました。震えながら一枚一枚剥がれていくツタの葉を見ながら、少女は「自分の最後の時がそこまで来てる。」と感じ、静かに目を閉じ眠りにつきました。
しかし翌日、少女が窓の外を見ると、昨夜の風雨に耐え最後のツタの一葉が壁に張り付いていました。力づよく生きているその最後の一葉をみた少女の心に「生きる」意欲が湧いてくるのでした。それから、次第に少女は回復し、死の危機から脱出しました。
ちょうどその頃、一人の身寄りのない老人が肺炎で亡くなりました。先の嵐の夜その老人が、靴も服もびしょ濡れの状態で玄関の前にいたところを管理人に発見されたのです。こんな嵐の夜にこの老人は何をしていたのか。周囲の人々が不思議に思っていたその時、少女が見た最後のツタの葉は本物ではなく、絵であることに気が付きました。しばらくして、その老人の部屋から、嵐の夜に使ったと思われる梯子と絵筆が散らばっていることが確認された。少女が見た一枚の葉はまさしくこの老人が描いたものでした。
少女は騙され、老人はこの少女を騙しました。「ウソ」が許されるのは、そこに深い愛があるかどうかでしょうか。皆様はこの物語、この老人にどのような思いを馳せるのでしょうか。
スタッフ F でした。