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見学会開催のお知らせ

連日、猛暑の日々が続きますがいかがお過ごしでしょうか。サンシャインゆりでは、8月6日(土)より第3次入居者募集の見学会を開催いたします。充実した居室と共有スペース、そして安心の充実をご体感くださいませ。なお、お盆期間中も随時開催いたしておりますのでご家族、ご親戚様揃ってお越しくださいませ。スタッフ一同心よりお待ち申しています。見学会の詳細につきましては、8/3(水)の福井新聞をご覧くださいませ。

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サ高住・猫のしっぽかえるの耳

かえるゴールデンウィーク 皆様はどのように過ごされましたか?
今年は連日風が強い中、5月2日は夏日を思わせるような暖かい日和となりました。ところにより天候に左右されることもあったかと思いますが、どこの行楽地も多くの人・人でにぎわったことと思います。
本州と北海道を結ぶ北海道新幹線が開業したことによって、北から南まで新幹線で日本国中が結ばれ、日本列島がさらに狭くなった感じです。
6月はラベンダーのシーズンですね。ことしはこの時期、牡丹・ふじ・つつじ・と例年より早めに咲き出したようですね。特に、ふじは連休前から咲き出し少し早いのかなと思いながら眺めていました。
パンジー・フリージアなどいろいろな色が心をなごやかにさせてくれ、新緑の季節に一層の彩を添えてくれます。先だって植えた「サンシャインゆり」の「ゆり」もまもなく咲いてくれるのではないかと楽しみにしています。

災害は忘れたころにやってくる。熊本地震。九州地域の方は大変だったと思います。自然の力には遠く及びもつかないと思い知らされたような気がしました。連休前に九州新幹線が開通したものの、復旧に何年かかるか不透明とされる熊本城、阿蘇・湯布院温泉等はどれ程のキャンセルがあったのか大きな痛手だったろうと思われます。
わが福井県では、4月28日に「ハピリン」がオープンして多くの人でにぎわったようですね。一県民として早い時期に一度は行ってみたいと思っています。何度でも行きたくなるように人気が出て人の波で溢れるくらいのスポットになることを願っているところです。

 

私はといえば、毎年この時期行楽地とは無縁の日々を送っています。いつかはゆっくりとした旅を夢見ています。

私どものサ高住は入居者様のために年中無休が必須となっております。いつでも見学を受け付けておりますので、どうぞご来苑のほどよろしくお願いいたします。

スタッフ Wでした

 

サ高住・親と子について

yjimageQMGJ4FHE昨今、子どもの虐待など日常茶飯事とも言えるくらい普通のことになっています。水面下においては、きっと数えられないくらい親子間の深刻な問題があるのだと思います。

過日、ある本屋で、事故で亡くなるまでアラスカの寒村に、長く親子で住んでいた一人の写真家のエッセイ集をパラパラと読んでいたとき、ある文章が目に留まりました。一目上質と思いましたので紹介します。短い文章ですが親と子の関係において特別な体温を感じさせるものでした。

まだ一歳にもならない息子が、黄葉が散り始めたベランダに座り、九月の秋の風に吹かれている。コガラがスーッと木々の間を飛び抜け、アカリスがトウヒの枝の上で鋭い警戒音を発し、風がシラカバの葉をサラサラと揺らすたび、彼はサッと世界に目を向ける。そんな一瞬の子供の瞳に、親の存在などと関係なく、一人の人間として生きていく力をすでに感じるのはなぜだろう。そんなとき、ふと、カリール・ギブランの詩を思い出す。

あなたの子供は、あなたの子供ではない。彼等は、人生そのものの息子であり、娘である。彼等はあなたを通じてくるが、あなたからくるのではない。彼等はあなたとともにいるが、あなたに屈しない。彼らに愛情を与えてもいいが、あなたの考えを与えてはいけない。彼らの心は、あなたが訪ねてみることもできない、夢の中でさえ訪ねることができない明日の家に住んでいるのだから。

yjimage2OPR030N・・・・僕は転んで泣き叫ぶ息子を見つめながら、「この子はひとりで生きてゆくんだな」とぼんやり考えている。たとえ親であっても、子供の体の痛みはもちろん心の痛みさえ本当に分かち合えないのではないか。ただひとつできることは、見守り続けるということだけだ。その限界を知ったとき、なぜか子供がいとおしくなってくる。

 

この写真家を親に持ったこの息子さんはどんなふうな人生を歩むのだろうかと、彼が遥かアラスカの自然そのままの大地に一人たたずむ姿をイメージしながら本のページを追いかけていました。この息子さんは幸せです。これくらい深く澄みきったものが書けたらいいですよね。

サンシャインゆりのブログを今後とも読んでいただけますことを。 スタッフ Zでした。

 

 

 

 

 

サンシャインゆり・桜

IMG_2282今年もまた桜の季節がやってきましたね。
こんにちは、職員Bです。

先日サンシャインゆりでは、お花見外出へ丸岡城に行ってきました。晴天に恵まれ、気候も暖かく絶好のお花見日和となりました。

参加されたT様(73歳)は久しぶりの外出だったこともあり、大変喜んでおられました。一緒にベンチに座り、満開の桜を見ながらいろんな話をして下さいました。春の訪れを感じさせる柔らかな風はとても気持ちがよく、時間が止まったかのようにゆったりと過ごして頂けました。季節の花や自然を感じるととても穏やかな気持ちになりますね。

桜は春を象徴する花であり、これだけ世間を騒がせる花ですから、日本人にとって特別な花なのでしょうね。私もここ最近は季節の移り変わりを敏感に感じるようになりました。
美しく咲き誇る満開の桜を見ていると、新たな始りの予感、夢膨らませる期待、また散りゆく桜の花びらを見れば切なく別れのイメージとどこか重なる様に思います。

春生まれの私はまた一つ年をとります。また来年も入居者様と一緒に満開の桜が見れるといいなあと思いました。

サンシャインゆりでは入居者様を募集しております。随時見学も受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。(0776-51-8787まで)

サ高住 家族

t02200147_0400026812735943207気がつけばもう4月ですね。桜の開花が各地で聞かれていますね。少しずつ暖かくなっていくことに春を感じ始めています。

つい先日、母方の祖父母の家に行ってきました。祖母は足がむくんで動けず、食欲もないとのことでほとんど家で寝ているような状態でした。一方祖父は肩を悪くして、2か月ほど前から入院しています。そんな2人の生活を知ったのは、本当に最近のことです。お正月以来行ってないなあ、とふと思い、連絡をとってみて初めて祖父母の様子を知りました。もう2人とも80代の後半ということもあり、「心配をかけたくない…」と、実の娘である私の母にも内緒にしていたようです。

母は仕事の都合で祖父母に会いに行けず、春休みで暇そうにしていた弟を連れていきました。車で2時間ほど離れている祖父母の家につくと、「よく来たね、ありがとう。」と祖母はリビングで笑顔で迎えてくれましたが、前に会ったときより少し痩せて見え、さみしそうな感じがしました。「朝はパン食べたんやけど、おいしくなかったで1口でやめた。」「何を食べてもおいしくないから、好きなもん食べてる。」と言っていたので、祖母が昔よく作ってくれた炊き込みご飯と味噌汁を作って食べてもらいました。おかゆでさえも1口か2口ほどで食べるのをやめてしまう祖母ですが、炊き込みご飯は「これうまいな」とお茶碗に一杯分全部食べてくれました。「こんな賑やかなご飯、久しぶりでうれしい…」と喜んでくれました。その顔にはさきほど感じたさみしそうな様子は感じられず、「来てよかった…」と私も一安心。

祖父母の家に1晩泊まり、次の日、入院している祖父の元へ行くと、元気そうな様子で「なんや、来たんか?」と笑っていました。手術はすでに終わっており、今はリハビリをして頑張っているのであと1週間程度で退院できるらしく安心しました。「欲しいものはある?」と聞くと「いもの天ぷらが食べたい」と言うので近くのスーパーで買ってきて食べてもらいました。祖父のほうは食欲の心配はなさそうで安心しました。

私たちが帰ってすぐ、祖母から母に電話があったようで、「今度はいつ来る?って言ってた。あんたら孫が来てくれたのが嬉しかったんやろ。」と母は笑っていました。すぐ行ける距離、とは言えないですが、できる限り会いに行こうと思いました。そして、職業柄か……どの利用者様にとっても優しさ、笑顔、元気を与えられる、そんな職員でいたい、と感じました。

 

家にお一人でいて不安ではありませんか?お花見など季節の行事もあり、楽しい日々を送れるよう対応させていただきます。もちろんご夫婦でのご入居も、職員一同お待ちしております。職員Mでした。