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サンシャインゆり・桜

IMG_2282今年もまた桜の季節がやってきましたね。
こんにちは、職員Bです。

先日サンシャインゆりでは、お花見外出へ丸岡城に行ってきました。晴天に恵まれ、気候も暖かく絶好のお花見日和となりました。

参加されたT様(73歳)は久しぶりの外出だったこともあり、大変喜んでおられました。一緒にベンチに座り、満開の桜を見ながらいろんな話をして下さいました。春の訪れを感じさせる柔らかな風はとても気持ちがよく、時間が止まったかのようにゆったりと過ごして頂けました。季節の花や自然を感じるととても穏やかな気持ちになりますね。

桜は春を象徴する花であり、これだけ世間を騒がせる花ですから、日本人にとって特別な花なのでしょうね。私もここ最近は季節の移り変わりを敏感に感じるようになりました。
美しく咲き誇る満開の桜を見ていると、新たな始りの予感、夢膨らませる期待、また散りゆく桜の花びらを見れば切なく別れのイメージとどこか重なる様に思います。

春生まれの私はまた一つ年をとります。また来年も入居者様と一緒に満開の桜が見れるといいなあと思いました。

サンシャインゆりでは入居者様を募集しております。随時見学も受け付けておりますのでお気軽にお問い合わせください。(0776-51-8787まで)

サ高住 家族

t02200147_0400026812735943207気がつけばもう4月ですね。桜の開花が各地で聞かれていますね。少しずつ暖かくなっていくことに春を感じ始めています。

つい先日、母方の祖父母の家に行ってきました。祖母は足がむくんで動けず、食欲もないとのことでほとんど家で寝ているような状態でした。一方祖父は肩を悪くして、2か月ほど前から入院しています。そんな2人の生活を知ったのは、本当に最近のことです。お正月以来行ってないなあ、とふと思い、連絡をとってみて初めて祖父母の様子を知りました。もう2人とも80代の後半ということもあり、「心配をかけたくない…」と、実の娘である私の母にも内緒にしていたようです。

母は仕事の都合で祖父母に会いに行けず、春休みで暇そうにしていた弟を連れていきました。車で2時間ほど離れている祖父母の家につくと、「よく来たね、ありがとう。」と祖母はリビングで笑顔で迎えてくれましたが、前に会ったときより少し痩せて見え、さみしそうな感じがしました。「朝はパン食べたんやけど、おいしくなかったで1口でやめた。」「何を食べてもおいしくないから、好きなもん食べてる。」と言っていたので、祖母が昔よく作ってくれた炊き込みご飯と味噌汁を作って食べてもらいました。おかゆでさえも1口か2口ほどで食べるのをやめてしまう祖母ですが、炊き込みご飯は「これうまいな」とお茶碗に一杯分全部食べてくれました。「こんな賑やかなご飯、久しぶりでうれしい…」と喜んでくれました。その顔にはさきほど感じたさみしそうな様子は感じられず、「来てよかった…」と私も一安心。

祖父母の家に1晩泊まり、次の日、入院している祖父の元へ行くと、元気そうな様子で「なんや、来たんか?」と笑っていました。手術はすでに終わっており、今はリハビリをして頑張っているのであと1週間程度で退院できるらしく安心しました。「欲しいものはある?」と聞くと「いもの天ぷらが食べたい」と言うので近くのスーパーで買ってきて食べてもらいました。祖父のほうは食欲の心配はなさそうで安心しました。

私たちが帰ってすぐ、祖母から母に電話があったようで、「今度はいつ来る?って言ってた。あんたら孫が来てくれたのが嬉しかったんやろ。」と母は笑っていました。すぐ行ける距離、とは言えないですが、できる限り会いに行こうと思いました。そして、職業柄か……どの利用者様にとっても優しさ、笑顔、元気を与えられる、そんな職員でいたい、と感じました。

 

家にお一人でいて不安ではありませんか?お花見など季節の行事もあり、楽しい日々を送れるよう対応させていただきます。もちろんご夫婦でのご入居も、職員一同お待ちしております。職員Mでした。